トムソン加工(ビク抜き)

トムソン加工(ビク抜き)とは?

トムソン加工(ビク抜き)とは、木型に刃を組み込んだ専用の型を使い、紙を任意の形状に打ち抜いたり、折り線や切り込みを入れたりする加工技術です。

直線・曲線・複雑な輪郭まで再現でき、箱・台紙・カード・タグなど、形状そのものがデザインになる印刷物に欠かせない工程です。
印刷後の加工として用いられることが多く、視認性・使いやすさ・組み立てやすさを左右する重要な役割を担います。

東京パックのトムソン加工(ビク抜き)の特徴

仕上がり形状から逆算する、印刷と加工の一体設計

東京パックでは、印刷データの段階から仕上がり形状を想定し、印刷とトムソン加工を分断せず、一体で設計・検証しています。複雑な形状や曲線カットにも対応できるよう、加工工程を前提としたデータ確認を行っています。

使いやすさと美しさを両立する加工条件の調整

罫線(スジ)の位置や深さ、刃の種類、紙質・紙厚との相性まで事前に確認。
「きちんと抜けるか」だけでなく、折りやすさ・組み立てやすさ・仕上がりの美しさを重視しています。
用途に応じたスジ入れ設計により、実際の使用シーンを想定した形状に仕上げます。

小ロットでも品質を保てる対応体制

オンデマンド印刷との組み合わせにも対応しており、小ロット・短納期でも安定した品質を実現します。
試作や仕様調整を行いながら、形状を確認して進める制作にも対応可能です。

トムソン加工(ビク抜き)のおすすめ用途

パッケージ・紙箱加工

商品箱やギフトボックスなど、形状がブランド体験に直結するパッケージに最適。
開けやすさ・組み立てやすさまで考慮した設計が可能です。

台紙・什器・POP加工

商品を引き立てる台紙や簡易什器、POPツールに。
スリット加工や差し込み構造を組み合わせることで、展示性と実用性を両立できます。

カード・タグ・ノベルティ

変形カードや下げ札、ノベルティ台紙など、「形で印象に残す」ツールとして活用できます。
角度・抜き形状の工夫で、視認性を高めることも可能です。

トムソン加工(ビク抜き)に対応している製品・販促物

パッケージ・紙箱

商品の形状や開閉構造に合わせて打ち抜くことで、「開けやすさ」「収まりの良さ」「見た目の美しさ」を同時に実現。
組み立てやすさまで考慮した設計により、量産時も安定した品質で仕上げます。

商品台紙・ブリスター台紙

スリットや差し込み形状を正確に加工することで、商品をしっかり固定しながら、売り場での見せ方を最適化。
吊り下げ・立て置きなど、陳列方法に応じた設計にも対応します。

POP・什器・ディスプレイ

立体構造や組み立て仕様を前提に打ち抜くことで、設置しやすく、視線を集める販促ツールに。
短期イベントから店頭常設まで、用途に応じた耐久性と形状を両立します。

カード・変形名刺

角丸や変形カットを施すことで、手に取った瞬間の印象に差が出るカードに仕上げます。
名刺や案内カードを、「形そのものが記憶に残るツール」にできます。

商品タグ・下げ札

ブランドイメージに合わせた形状で打ち抜くことで、ロゴや世界観を視覚的・触覚的に伝えるタグを制作。
アパレル・雑貨など、商品価値を高めたいシーンに適しています。

封筒・フォルダー

フラップ形状や差し込み口を加工することで、資料の出し入れがしやすく、実用性の高いツールに。
企業案内や提案書など、ビジネスシーンでも使いやすい設計が可能です。

ノベルティ用台紙

ノベルティの形状に合わせた打ち抜き加工で、「置くだけで映える」「配りやすい」台紙を実現。
展示・配布・持ち帰りまでを想定した設計ができます。

トムソン加工(ビク抜き)の対応仕様

  • 最大サイズ:A2程度まで(要相談)
  • 対応紙厚:薄紙〜厚紙まで幅広く対応
  • 加工内容:打ち抜き/半抜き/スジ入れ/切り込み
  • 形状:直線・曲線・複雑形状対応
  • 加工方式:木型トムソン

オンデマンド印刷×トムソン加工(ビク抜き)の相性(成功/失敗のコツ)

オンデマンド印刷とトムソン加工を組み合わせる場合、トナーの乗り・紙のコシ・スジ位置が仕上がりに大きく影響します。
東京パックでは、印刷条件を踏まえた刃設計を行い、割れ・毛羽立ち・折りズレを防止。
量産時も安定した仕上がりを保てるよう事前検証を徹底しています。

よくある課題と対策

  • 折り部分が割れる → 紙選定とスジ深さを調整
  • 抜き面が荒れる → 刃の種類・方向を最適化
  • 組み立てにくい → 設計段階で構造を見直し

制作の流れ

01
ご依頼
まずは用途や仕上がりイメージをヒアリングします。
使用目的・形状・数量を確認し、最適な加工方法をご提案します。
02
設計・検証
抜き形状やスジ位置、紙質との相性を確認し、木型仕様を設計します。
組み立てやすさや仕上がりを想定しながら、条件を細かく検証します。
03
サンプル制作
実際の加工条件でテスト加工を行い、サンプルを制作します。
抜き精度や折り具合、全体のバランスを確認しながら調整します。
04
サンプル確認
完成したサンプルをご確認いただき、形状や使い勝手を一緒に確認します。
必要に応じて微調整を行い、最終仕様を確定します。
05
量産
確定した仕様をもとに本生産を開始します。
すべてのロットで安定した品質を保ち、納品します。

よくあるご質問

小ロットでも対応できますか?
はい。内容により小ロット対応も可能です。
試作や少数からでもご相談いただけますので、まずは用途をお聞かせください。
変形や複雑な形でも大丈夫ですか?
はい。設計段階からご相談いただけます。
「この形で抜けるか不安」といった段階でも問題ありません。形状を見ながら一緒に検討します。
印刷と加工をまとめて依頼できますか?
はい。印刷から加工まで一貫して対応しています。
データや仕様の調整も含めてお任せいただけますので、初めての方でも安心です。

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